CentOS7+nginx+mysqlでpydioをインストール

前略

鴉河雛です

     そんなわけで、nginxでpydioを利用するのに若干手間取ったので、

メモがてら記載したいと思います。

今回、nginx mysqlその他PHP類はインストール済みとします。

1、pydioをインストール

まず、pydioをインストールしていきます。

以下コマンドでレポジトリをインポートし、インストールします。

2、権限を付与

デフォルトで下記フォルダにインストールされるので、nginxで使用しているユーザでアクセス権を与えます。

/usr/share/pydio

コンフィグファイルは以下です。

/etc/pydio

bootstrap_context.php内にDATA_PATH等の記載があるので、

変更が必要な場合は変更し、それぞれのフォルダへ権限を付与してください。

(していない場合は、アクセスした際にエラーが出ることがあります)

3、nginxの設定

nginxの設定をしていきます。

※基本的には公式に乗っているものと同じです。

ここではhttp://xxxx/pydio/にインストールするものとします。

#Pydio location ^~ /pydio { root /usr/share; index index.php; rewrite ^/pydio/dashboard|^/pydio/settings|^/pydio/welcome|^/pydio/ws- /pydio/index.php last; if ( !-e $request\_filename ) { # WebDAV Rewrites rewrite ^/pydio/shares /pydio/dav.php last; # Sync client rewrite ^/pydio/api /pydio/rest.php last; # External users rewrite ^/pydio/user /pydio/index.php?get\_action=user\_access\_point last; # Public shares rewrite ^/pydio/ps/([a-zA-Z0-9\_-]+)\.php$ /pydio/public/share.php?hash=$1?; } rewrite ^/pydio/ps/([a-zA-Z0-9\_-]+)--([a-z]+)$ /pydio/public/share.php?hash=$1&lang=$2?; rewrite ^/pydio/ps/([a-zA-Z0-9\_-]+)$ /pydio/public/share.php?hash=$1?; # Prevent Clickjacking add\_header X-Frame-Options "SAMEORIGIN"; # Only allow these request methods and do not accept DELETE, SEARCH and other methods if ( $request\_method !~ ^(GET|HEAD|POST|PROPFIND|OPTIONS)$ ) { return 444; } location ~\* ^/(?:\.|conf|data/(?:files|personal|logs|plugins|tmp|cache)|plugins/editor.zoho/agent/files) { deny all; } # Enables PHP location ~ \.php$ { set $request\_url $request\_uri; if ( $uri ~ ^/(index|plugins) ) { set $request\_url /pydio/; } fastcgi\_param SCRIPT\_FILENAME /$document\_root$fastcgi\_script\_name; try\_files $uri =404; fastcgi\_pass unix:/var/run/php-fpm/php-fpm.sock; include fastcgi\_params; } }

シェアリンクは短めにpsに設定しています。

また、設定を色々試したのですが、どうしても

/var/lib/pydio/public

にうまくアクセスすることができなかったので、今回は上記フォルダを

/usr/share/pydio

へコピーしています。

とりあえず、これでnginxの設定は完了です。

4、Pydioを設定していく

http://xxxxx/pydioにアクセスします

以下の画面が出ることを確認し、ERROR項目がある場合は、指示に従って修正してください。

WARNINGについては気になる場合のみ修正します。

特にSSL EncryptionとかPHP Output Buffer disabledとかがよく出るかと思います。

問題が解消されたら、Click there to continue to Pydioをクリックし、次へ行きます。

そしてここから画像なしです・・・

Main Optionsになるので、

タイトル、ウェルカムメッセージ等を設定します。

Database Connexionでは

使用するデータベース等を設定します。

Advanced Optionsでは言語等を設定します。

言語はja_

すべての入力が完了したら、Install Pydioを押下して、インストール完了です。

この際に飛ばされるページは実際には存在しないので、

再度http://xxxx/pydio/へ移動してください。

次にシェアフォルダの設定をします。

pydioへログインし、Application Core → Pydio Main Optionsへ移動します。

SERVER URLへpydioのURLを記載し、

DOWNLOAD URLへ/psを記載します。

nginxの設定で変えている場合はそれに変更してください。

これでシェアリンクへアクセス可能になります。

と、とりあえずここまで!

最後に

ここで記載した内容はサーバ構築初心者が実践した内容なので、

正しくない場合がありますがご了承ください。

Pydioはowncloudと比べて見た目も結構きれいで、アプリも無料だったりといいところもありますが、

設定はほぼ英語だったりとまだ日本語化が完全ではないような印象。

あとは何かあった際の日本語での情報がまだまだ少ないです。

(初心者なうえに英語が大して読めない私は四苦八苦ww)

ただ、英語の情報は結構そろっており、実際にpydioの公式サイトKnowledge Baseには

結構豊富に情報があったりするので、そこで探したりするのもありですね。

とまぁ。こんな感じで今回はおしまい。

では、また。